ストレスは肌に悪いとよくいいますが、実際、肌にどのような影響を与えるのでしょうか。
どうすればストレスをため込まずに解消できるのでしょうか。
ストレスと上手につき合う方法を見つけましょう。
自分の弱い部分にストレスの症状が出る
現代の社会では、ストレスを感じないでいることのほうがむずかしく、だれでも少なからずストレスを抱えて生活していることでしょう。
ストレスは、肌あれやくすみ、不眠、生理の遅れ、下痢、胃痛など、肌だけでなく、からだにさまぎまな症状を引き起こします。
ストレスによる症状は、その人の弱い部分に現れるようです。
ストレスによって活性酸素が増加したり、ホルモンバランスがくずれたりするためです。
また、自律神経が乱れ、免疫力が低下することもさまぎまな不調の原因となります。
ストレスはため込まず少しでも解消する方法を探す
では、ストレスはどうやって解消すればよいのでしょうか。
ストレスの原因を避けられればよいのですが、多くの場合、避けられないからストレスなのです。
そこでおすすめなのは、あれこれ考えるよりも、適度にからだを動かし、きちんと食べ、ゆっくり眠る生活を心がけることです。
きちんと食べてからだが健康になれば、心の不安も滅るはずです。
適度に運動をしてからだがほどよく疲れれば、よく眠れるようになり、気持ちも自然にリラックスするでしょう。
ストレスを自覚しよう
日々の生活のなかでストレスがたまるのが当たり前になっていて、それを自覚していない人がときどきいます。
心では気づいていなくても、慢性化したストレスによって肌あれしたりくすんだり、肌には正直に現れるものです。
肌の調子が悪くなったら、「ストレスのせいかも」と疑ってみる必要があるかもしれません。
ストレスだと自覚したことで、気持ちがすっきりしたり、ストレス解消の方法が見えてきたりして、肌の不調がうそのように改善する、などということ
もあります。
いずれにしても、ストレスは抱え込まず、発散したほうが肌だけでなく心身のためになります。
ときには自分を客観的に見て、ストレスを自覚してみましょう。
香りでストレスをやわらげる
ストレスの解消法として、香りを取り入れることも試してみる価値がありそうです。
香りは脳の感情に関与する部分に働きかけ、リラックス効果をもたらします。
手軽に試すことができるのはハーブティー、ミントは胃腸によく、気分をすっきりさせる効果があります。
カモミールは鎮静効果があり、のどにもよいものです。
いろいろ研究してみるのも楽しいでしょう。
また、アロマテラピーも生活に取り入れやすい方法です。
アロマテラピーは、植物から抽出した精油を使って心やからだの調子をととのえる療法です。
アロマポットなど専用の道具が必要と思われがちですが、お風呂に1滴精油をたらしたり、ハンカチに香りを染み込ませて枕もとに置いたりと、簡単にできる方法もあります。