若さを保つ秘訣

若さを保つ秘訣は心にあります。

サムエル・ウルマンの「青春」という詩を読まれた方や、誰かのスピーチの中で引用されたものを聞かれた方も多いのではないでしょうか?

一九八六年に産能大学出版部から刊行された宇野収著の『「青春」という名の詩」』の中の、オリジナルの和訳です。

「青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方をいう。蓄積の面差し、紅の唇なやかな肢体ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。青春とは断情を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき、初めて老いる。歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。苦悩・恐怖・失望によリ気カは地に這い精神は芥になる。六十歳であろうと十六歳であろうと人の胸には、驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、人生への興味の歓喜がある。君にも五ロにも見えざる駅逓が心にある。人から神から美・希望・喜悦・勇気・カの霊感を受ける限り君は若い。霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲歎の氷にとざされるとき、二十歳であろうと人は老いる。頭を高〈上げ希望の波をとらえる限リ八十歳であろうと人は青春にして
己む。」

という内容で、これは、サムエル・ウルマンが八O歳の時の作品です。

私が初めてこの詩に出会ったのは四O歳ころで、ちょうど人生の折り返しに入っていくさみしさを感じている時期でした。

そのような時に「二十歳の青年より六十歳の人に青春がある」という言葉におおきな感銘を受けたことを憶えています。

周りを見てみると、まさに詩の内容のとおりで、夢を持っている人は若々しく、ただ惰性で生きている人には若さを感じませんでした。

目的を持って情熱を傾けている人は、まず目の輝きが違います。行動力が違います。

六O歳になった今、改めてこの詩を読み返してみて、これからの人生に対し、夢を持つことの大切さとその実現に取り組む情熱を大切にしていきたいと感じています。

みなさんにもぜひおすすめしたい本です。

興味ある方はぜひ本を探して読んでいただきたい。

若さの素晴らしさ

同じく若さの価値について、一九八O年に講談社から発行された「定本与謝野晶子全集」{人間の若さ}では、の中の「青春の心は愛に燃え、熱に沸騰し、若草のように軟かに、小鹿のように敏捷に、蓄報の知くに香り、光のように摘がる。『色の白いは七難随す』「若々』』と云うが、人は百難を排して福にする。」と若さのすばらしさを詠っています。

「百難を排して福にする」はすばらしい青春に対する賛美の表現だし、その価値を「色の白いは七難隠す」と対比させているのも面白いと感じます。

この対比は、方で色白の価値の大きさがうかがえるものです。

「たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱」を持ち続けるには個人の努力と姿勢しかありません。

年を重ねれば重ねるほどその努力は大きいものになります。

よく子供のためとか、家族のためとかと言い訳をする人がいますが、最終的には自分に戻ってきて、その時に「たくましい意志、豊かな想像力、炎える情熱」を持とうとしても遅いのです。

気がつくと自分は他人に依存して老いの真ん中にいることになります。

そうならないように、今から何かを始めてみませんか。

何かを始めるのに遅いということはありません。

また、頭で考えていても何も生まれません。

むしろ考えれば考えるほどネガティブになり、足が動かなくなります。

この傾向は年を重ねるほど大きくなるようです。

考える前に初めの一歩を踏み出せば、必ず反対の足が前に出てきて、さらに次の足が出てきて前に歩き出せます。

もしうまくいかなければ、やり直せばいいではないですか。

だれも初めから一OO点を取れる人はいません。

上手くいかなかったら、原因を分析して軌道修正すれば、必ず初めよりは良い点数が取れるはずです。

まずは初めの歩を踏み出すことからすべてが始まります。

一歩を踏み出して何かをしようとすると、不思議なことに、その一歩によって、ろいろなものが動き出すことを経験されたことはありませんか。

まるで、静かな池に石を投げいれたとき、石が落ちた中心から始まる波紋が、どんどん外側に広がっていくような感じです。

女性の場合は、一歩を踏み出す勇気を与えてくれ、背中を押してくれる一つに化粧があります。

化粧の力を活用して、美しく、若々しく、前向きで笑顔がある素敵な人生を歩まれることを応援しています。